結婚式(ウェディング、ブライダル)

結婚式市場は減少傾向

業界の概要

結婚式市場(ウェディング、ブライダル)の市場規模は、経済産業省「特定サービス産業動態統計」によれば、市場全体の2014年売上高は1,508億円(対前年△2.0%)と減少。少子化や、結婚式の簡素化需要(親族や身内などの少人数で実施する「ジミ婚」など)による単価の減少などもあり市場が縮小傾向にある。婚姻件数は厚生労働省「人口動態調査」によると、2014年概算643,740件(対前年△2.6%)となり、今後も緩やかにに減少していくことが予想されるため、国内結婚式市場は減少傾向にあると考えられる。

 

結婚式場業の売上高推移

結婚式業界の売上高推移

婚姻件数の推移

結婚式件数の推移

M&A状況

結婚式市場は、市場全体が縮小傾向にあることから、先行き不安という理由による会社の売却(株式譲渡、事業譲渡など)が、中小企業を中心に増加すると予想される。大手は国内の市場縮小への対応や、成長戦略のひとつとしてM&Aを活用してくと予想される。

主要企業

  • ・テイクアンドギブ・ニーズ        連結売上高59,221百万円(2015年3月期)
  • ・ツカダ・グローバルホールディングス   連結売上高51,691百万円(2014年12月期)
  • ・ワタベウェディング           連結売上高44,214百万円(2015年3月期)
  • ・アニヴェルセル(AOKIホールディングス) 事業売上高30,917百万円(2015年3月期)

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